【京都市役所前】naturam RYU-RYOKU丨繊細で抹茶スイーツで日本茶の新たな魅力を

日本茶の知られざる魅力を発信する日本茶サロン「麩屋柳緑」。

2021年にできた新たなスポットです。

そんな「麩屋柳緑」の2階で、日本茶にあう繊細なスイーツを提供しているのが「naturam RYU-RYOKU」。

きっとあなたも日本茶の新たな魅力に気づくことができるはずです。

naturam RYU-RYOKU(ナチュラム リュウリョク)の基本情報

こちらは、2023年2月の情報になります。

店名naturam RYU-RYOKU(ナチュラム リュウリョク)
住所京都市中京区麩屋町通六角上ル白壁町439
電話番号075-201-7862
営業時間11:00-18:00 (※2階 17:00最終入店)
定休日水曜日
※祝日の場合は翌木曜日が休業となります。
支払い方法カード可
電子マネー不可
予約14:00以降予約可能
アクセスGoogle Maps
地下鉄烏丸線 烏丸御池駅5番出口徒歩7分
京阪線 三条駅 徒歩8分
駐車場
公式HPhttps://ryu-ryoku.kyoto/naturam/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/fuya_ryu_ryoku_kyoto/

日本茶の新たな魅力を発信し続ける「麩屋柳緑」

烏丸御池や京都市役所前からも徒歩圏内と京都の観光の中心地にありながら、趣のある建物が多く残る閑静なエリアにある「麩屋柳緑(ふやりょくりゅう)」。

京町屋を改修した趣のある建物です。

あまり聞きなれない店名ですが、「柳緑」は、茶室の掛け軸などでよく見かける「柳緑花紅」という禅の言葉からとっているそう。

「柳緑花紅」とは、「柳は緑色、花は紅色。 そのありのままの姿が真実だということ。 」という意味で、お茶の葉本来の旨みと香りを皆さまに楽しんでいただきたいという想いが店名に込められています。

日本茶は、世界にファンを広げる一方で、近年茶葉からお茶を淹れる機会は減ってきてしまっています。「麩屋柳緑」は、そんな現状を鑑みて「茶葉に親しみ、茶葉からお茶を楽しむ機会を多くの人に提供していくこと」を使命とし、運営されています。

「麩屋柳緑」では、南山城村の魅力を発信する拠点として、飲み物としてのお茶だけでなく、茶葉を使ったスイーツなど様々な楽しみ方を発見できます。

日本茶800年の歴史を下支えする南山城村

南山城村は、京都府にある唯一の”村”。人口が2000人台という京都府最南端に位置する小さな村です。

そして、この南山城村、日本国内で京都産のお茶の約3割を生産する茶葉の一大産地なんです。

単一農園、単一茶種のブレンドされていない上質な春摘みの茶葉は、京都府茶品評会に煎茶部門で20年連続1位を受賞。2015年には、日本遺産第1号「日本茶800年の歴史散歩」のひとつとして選ばれており、美しい里山には一面の茶畑が広がります。

あまり知名度の高い場所ではありませんが、日本茶800年の歴史を支える丁寧な茶づくりを続ける地です。

「手つかずの魅力が残る南山城村を多くの方々に知っていただき、この場を起点としたさまざまな人との関わりが生まれ、それをきっかけに村の方々が自らの足元に眠る宝に気がつく。」柳緑では、そんなストーリーがこのお店を通じて生まれることを願っているそう。

1階は日本茶を楽しめるショップと気軽なカフェ

1階では、南山城村の濃厚抹茶スイーツやこだわりの茶葉を販売しています。

奥には、小さいですがカフェスペースもあり、「道の駅お茶の京都みなみやましろ」で人気の「むらちゃプリン」や、生地にもほうじ茶を練り込んだ芳醇などらやき「むらちゃどら」をはじめとするオリジナルのスイーツやドリンクをいただくことができます。

フランス仕込みの本格的な抹茶スイーツ

今回濃厚な抹茶スイーツをいただいた「naturam RYU-RYOKU」は、このショップの2階にあります。

1階とは少し雰囲気が異なり、2階はシックな和モダンな空間。

メニューやカトラリーも素敵で、ちょっとお洒落なデートや女子会にもぴったりです。

「naturam RYU-RYOKU」は、東京・二子玉川にある「naturam(ナチュラム)」のオーナーシェフ杉浦 和哉氏が手掛ける本格的な日本茶カフェです。

杉浦 和哉シェフは、ブルターニュ地方や南仏のレストランで経験を積み、帰国後は約10年間都内のレストランに勤務、シェフ等経験し再渡仏し、その後、2014年MARKTシェフを経て、2018年店名を新たにnaturamのオーナーシェフとなりました。

naturamとはラテン語で「⾃然な…ありのままに…」という意味。naturam RYU-RYOKUでは、⾷材の⽣産者や器の職⼈などの作り⼿の想いを⼤切にしながら、⾃然の恩恵や⽇本の四季を感じられるようなスイーツを提供しています。

こちらでは、南山城村のお茶のほか、上質なスイーツをいただけます。

季節のスイーツなど様々な美しいスイーツがありますが、中でも「RYU-RYOKU」は、南山城抹茶を使用したとろける口溶けの抹茶テリーヌに、美山ミルクのアイスがトッピングされた逸品!

フレンチ特有の美しい見た目と、他ではいただくことができない繊細な技法でお抹茶を味わうことができます。

もちろん、南山城で採れた茶葉を使ったお茶もいただけます。

数種類あって迷ってしまいますが、店員さんにおすすめやスイーツにあうお茶をきいてみましょう。

好みによってお茶の淹れ方も変えていただけますよ。

まとめ

京町屋の上品な空間でいただく、上質でいただく抹茶スイーツ。

他では味わえない繊細な味わいに浸れば、あなたも日本茶の新たな魅力に気付くことができるはず。