京都駅から歩いて約11分、地下鉄五条駅からは徒歩約5分。
住宅が並ぶ通りに現れるのが、2026年2月にオープンした藝術喫茶いとゆふです。
元たばこ屋だった京町家を改装した店内には喫茶スペースだけでなく、アートギャラリーも併設。
「カフェでひと休み」と「アートを観る」が自然につながる、ちょっと面白い一軒です。

今回は、こ/こと編集部が、モデルのKANAさんと一緒に実際に訪れ、「宇治抹茶ティラミス」とアイスのカフェラテ、抹茶ラテをいただいてきました!

\Pick Up!レポート/
元たばこ屋の京町家が、藝術と喫茶が交わる場所に

「藝術喫茶いとゆふ」があるのは、京都・五条の町家や住宅が並ぶ一角。

元たばこ屋だった京町家を改装した店内に入ると、まず目に入るのが、奥へと長く伸びる木のカウンターです。
古い柱や木の建具など、もともとの建物の面影を残しながら、カウンターや照明、モルタル調の床などを組み合わせた空間は、落ち着きがありながらもどこかモダン。

そして店の奥には、庭を大きく切り取るような窓があります。
窓の向こうに見える緑を眺めながら過ごせる席もあり、街なかにいることを忘れてしまいそう。

自然光が入る窓辺は、店内でもひときわゆったりとした時間が流れているように感じます。
店内には器や盆栽、アート作品などもさりげなく置かれていて、それらが「展示物」として主張しすぎず、喫茶の風景の中に自然に溶け込んでいるのも印象的。
コーヒーやお茶を楽しみながら、ふと目を向けた先に作品がある。
そんな、喫茶と藝術の境界をあえて曖昧にしたような空間です。

この場所を総合プロデュースするのは、京都を拠点とする工藝ブランド「QUTOTEN.(クトウテン)」。
店の奥にはギャラリースペースもあり、国内外の工芸作家や現代アーティストによる企画展が開催されています。
訪れる時期によって、出会える作品が変わるのも「いとゆふ」の楽しみのひとつです。
宇治抹茶ティラミスは、実は100%プラントベース

今回いただいたスイーツは、「宇治抹茶ティラミス」(800円)。
抹茶の鮮やかな色合いが目を引く一品ですが、実はこちら、卵・乳製品・小麦粉を使っていません。
100%プラントベース、さらにグルテンフリーで仕上げられたティラミスです。
「ティラミス」と聞くと、マスカルポーネをたっぷり使った濃厚なものを想像しますが、こちらはなめらかな口当たりを楽しみながら、宇治抹茶の香りもしっかり感じられる仕上がり。
抹茶スイーツらしい満足感がありながら、重たさを感じにくいのも印象的でした。
カフェラテと抹茶ラテ、どっちにする?

ドリンクは2種類をいただきました。

まずは「カフェラテ(ICE)」(750円)。
使われているのは、自家焙煎した豆のエスプレッソ。
いとゆふではコーヒーにも力を入れていて、ロースター監修のもと、豆に合わせて焙煎や挽き加減、抽出時間、温度、ドリッパーまで調整しているそうです。

もう一杯は、「抹茶ラテ(ICE)」(800円)。
こちらは、抹茶そのものの風味を楽しめるよう無糖で提供されています。
甘さが欲しい場合は、自分好みに砂糖を加えるスタイル。

宇治抹茶ティラミスと合わせて“抹茶づくし”を楽しむのもよし。
カフェラテと合わせて、抹茶とコーヒーそれぞれの香りを楽しむのもよし。
どちらを選ぶか迷ってしまいます。
コーヒーを片手に、そのままギャラリーへ

「いとゆふ」を訪れたら、ぜひ楽しんでほしいのが店内のギャラリー。
喫茶スペースと藝術を別々のものとして考えるのではなく、コーヒーやお茶を片手に、そのまま作品に触れられるのがこの店の特徴です。

実際、オープン以降も工藝、現代アート、植物、イラストレーションなど、ジャンルの異なる展示を次々と開催。
いつ訪れるかによって、店内で出会える作品や景色が変わります。
美術館へ行くほど構えなくてもいい。

コーヒーを飲みに来たら、気になる作品があった。
反対に、作品を観に来たら、おいしい一杯に出会った。
そんな偶然の出会いこそ、この場所が大切にしている“糸”なのかもしれません。
京都・五条で、いつものカフェ時間とは少し違った時間を過ごしたい日に。
抹茶ティラミスとドリンクを楽しみながら、気軽に藝術の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
藝術喫茶いとゆふの基本情報
| 店名 | 藝術喫茶いとゆふ |
| 住所 | 京都府京都市下京区天神町396-4 |
| アクセス | 地下鉄五条駅から徒歩約5分 京都駅から徒歩約11分 |
| 営業時間 | 7:30〜18:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 支払い | キャッシュレスのみ |
| その他 | ワンドリンクオーダー制 |
| 公式HP | https://itoyufu.jp/ |
| 公式Instagram | @itoyufu.kyoto |




