朝から白ワインで乾杯!京都・等持院「人息」で楽しむ、発酵と熟成の朝ごはん&ランチ

京都・等持院のほど近くにある「人息(ひといき)」は、朝9時からこだわりの料理と白ワインをはじめとするお酒が楽しめる、9席だけの小さなレストラン。

京都の豆腐や全国から厳選した食材を使い、発酵と熟成の技法を取り入れた料理を提供しています。

なかでも注目したいのが、朝と昼で異なる味わいを楽しめること。

朝は自家製クリームチーズや塩麹を使った料理で、ちょっと贅沢な朝ごはんを。

昼は熟成鯛や発酵ガーリックトーストなどを囲んで、ゆっくりランチや昼飲みを。

今回は、そんな「人息」の朝と昼、それぞれの魅力をご紹介します。

朝9時から楽しめる、ちょっと贅沢な朝ごはん

「人息」の朝は9時からスタート。

12時頃までの朝限定メニューには、京都の食材と発酵の技法を組み合わせた料理が並びます。

いつものモーニングとは少し違う、手間ひまをかけた一皿を楽しめるのが魅力です。

自家製クリームチーズを合わせた「朝の白」

まず味わいたいのが、お店の看板メニュー「至福の、白。」(1,200円)。

京都の老舗豆腐店「久在屋」のすっぴん豆腐と濃厚豆乳を使った、オリジナルの豆腐料理です。

特徴的なのは、ワイングラスで提供されること。豆腐料理とは思えない、ちょっと意外なスタイルが目を引きます。

朝の「至福の、白。」には、自家製クリームチーズを合わせています。

豆腐と豆乳の大豆の風味に、クリームチーズのコクを重ねた、発酵の魅力を感じられる一品です。

素材そのもののおいしさを大切にしながら、発酵食品を組み合わせることで、新しい豆腐の楽しみ方を提案しています。

朝だけに用意される特別な「白」。いつもとは違う朝食を楽しみたい日に、ぜひ選びたいメニューです。

九条ネギの香りがアクセント。自家製クリームチーズの塩麹オムレツ

もうひとつの朝限定メニューが、「自家製クリームチーズと九条ネギの塩麹オムレツ」(1,200円)。

塩麹を使って仕立てたオムレツに、自家製クリームチーズと九条ネギの香味オイルを合わせた一皿です。

クリームチーズのコクに、香味油と和えた九条ネギの香りがアクセント。

親しみのある卵料理にも、「人息」らしい発酵の工夫が取り入れられています。

実は、お店で使っている塩麹にもこだわりがあります。

選んでいるのは、徳島県の老舗醸造場「濱醤油醸造場」の塩麹。

店主によると、塩分濃度は7%で、一般的な塩麹に比べて塩分が控えめなのだそう。

塩味が強くなりすぎず、さまざまな食材や料理に合わせやすいのが特徴だといいます。

塩麹の旨みを生かしながら、卵やクリームチーズ、九条ネギそれぞれの持ち味も大切にする。

そんな素材と調味料の組み合わせにも、お店のこだわりが感じられます。

朝の「至福の、白。」と合わせて注文すれば、発酵食材のおいしさを存分に楽しめそうです。

朝から白ワインを。自分のペースで楽しむ贅沢な時間

「人息」の魅力は、朝9時から白ワインを楽しめることにもあります。

料理に合わせて選べる白ワインは、軽やかで爽やかな「すっきり」、華やかな香りの「香る」、やわらかな口当たりの「まろやか」など。

3種類を各60mlずつ楽しめる「白の飲み比べ」(2,200円)も用意されています。

朝からお気に入りの料理とワインをゆっくり味わう。そんな過ごし方ができるのも、このお店ならでは。

もちろん、お酒を飲まずに朝食を楽しむのもおすすめです。

慌ただしい朝とは少し違う、自分のための時間。休日の朝に、少し早起きして訪れたくなるお店です。

昼は、発酵と熟成の奥深さを楽しむランチタイム

朝とはまた違った料理を楽しめるのが、昼の「人息」。

白味噌を使った豆腐料理をはじめ、数日かけて熟成させた真鯛、塩麹や熟成味噌を使ったガーリックトーストなど、発酵と熟成をテーマにしたメニューがそろいます。

フレンチの技法にイタリアンの要素、さらに和食の旨みを重ねた、ジャンルにとらわれない料理が特徴です。

2種類の白味噌が生み出す、もうひとつの「至福の、白。」

朝に続いて、昼も味わいたいのが「至福の、白。」(1,200円)。

朝と同じく、京都・久在屋のすっぴん豆腐と濃厚豆乳をベースにしていますが、昼は2種類の白味噌を組み合わせています。

自家製クリームチーズを合わせた朝の白に対して、昼は白味噌ならではの旨みやコクを重ねた仕立て。

どちらも同じ豆腐と豆乳を使いながら、合わせる発酵食材を変えることで、異なる味わいを楽しめるのが面白いところです。

ワイングラスで提供されるスタイルも印象的で、見た目にも特別感があります。

朝と昼、それぞれの「白」を食べ比べてみたくなりますね。

3〜4日かけて旨みを引き出す「熟成鯛の瞬間燻製」

昼におすすめしたい料理のひとつが、「熟成鯛の瞬間燻製」(2,400円)。

真鯛を3〜4日かけて熟成させ、皮目を香ばしく炙ったあと、注文ごとに瞬間燻製して仕上げる一皿です。

時間をかけて素材の旨みを引き出す「熟成」と、仕上げに香りをまとわせる「燻製」。

それぞれの技法を組み合わせることで、真鯛のおいしさを引き立てています。

熟成による旨みと、燻製ならではの香ばしい風味。

素材の持ち味を生かしながら、香りまで楽しめる一品です。

白ワインと一緒にゆっくり味わいたくなる、昼の「人息」を代表する料理のひとつです。

塩麹と熟成味噌で仕上げる「発酵ガーリックトースト」

ぜひ注文してほしいもうひとつのメニューが、「発酵ガーリックトースト」(850円)。

使われているのは、京都・北山に本店を構える「Brian(ブリアン)」のバゲットです。

そこに塩麹と熟成味噌を塗り、一日寝かせてから香ばしく焼き上げています。

一般的なガーリックトーストとは異なり、塩麹の旨みと熟成味噌のコクを重ねることで、ひと味違ったおいしさに仕上げています。

料理の付け合わせとしてはもちろん、ワインと一緒に単品で楽しむのもおすすめです。

自家製発酵シロップを使った「発酵レモンサワー」

料理だけでなく、ドリンクにも発酵へのこだわりが詰まっています。

そのひとつが「発酵レモンサワー」(1,200円)。

塩麹から作る自家製発酵シロップを使用した、「人息」オリジナルのドリンクです。

やさしい甘みと、ほんのり残る塩の余韻が特徴。普段飲み慣れたレモンサワーにも、発酵というひと工夫が加えられています。

塩麹は料理の味付けだけでなく、ドリンクのシロップにも活用されているのが興味深いところ。

発酵や熟成を取り入れた料理と合わせれば、「人息」らしい昼飲みを満喫できそうです。

アルコールが苦手な人には、ノンアルコールの「発酵レモンソーダ」(950円)も用意されています。

お酒を飲む人も飲まない人も、それぞれのスタイルで発酵の味わいを楽しめるのがうれしいですね。

京都・等持院で、日常を離れてひと息

オーナーシェフの松宮さん

「人息」があるのは、京都市北区の等持院エリア。

京福電鉄「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」から徒歩約3分。

等持院や龍安寺など、京都の名所を巡る際にも立ち寄りやすい場所です。

店内はわずか9席。ひとりで静かに食事を楽しむのも、大切な人と料理を囲みながらゆっくり過ごすのもおすすめです。

朝は限定メニューと白ワインで、少し贅沢な一日の始まりを。昼は発酵と熟成を取り入れた料理を囲んで、時間を気にせずゆったりと。

同じお店でも、訪れる時間によって違った楽しみ方ができるのが「人息」の魅力です。

忙しい日常のなかで、ちょっと立ち止まって食事を楽しむ時間。

京都・等持院で、自分だけの「ひと息」を過ごしてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店名人息(ひといき/hitoiki)
住所京都府京都市北区等持院北町8-31
Google Maps
アクセス嵐電北野線「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」から徒歩約3分
営業時間9:00〜17:00
朝限定メニュー9:00〜12:00頃
定休日日曜日・祝日・不定休
席数9席
公式サイトst495717.static.jp
公式SNS@hitoiki_kyoto9to5

※営業時間・定休日・メニュー内容などは変更される場合があります。来店前に公式サイトをご確認ください。