【大津】肉とワイン Jinen | 隠れ家すぎる?肉の名店!開放感ある古民家で贅沢炭火焼きランチ

大津駅から徒歩3分なのに、隠れ家すぎる?お肉料理のレストラン、『肉とワインJinen(じねん)』さん。

2020年9月にオープンし、今年で3年目になるJinenさんでは、何種類ものワインと選び抜かれたお肉を使った料理をいただくことができます。

今回は、店主イチオシの炭火焼きランチを味わってきたので、ご紹介します。

肉とワインJinenの基本情報

店名肉とワイン Jinen
住所/アクセス〒520-0051 滋賀県大津市梅林1-2-20
Google Maps
電話番号077-526-7884
営業時間ランチ/金・土・日 11:30~14:00
※炭火焼きランチセットは、要予約

ディナー/金〜火 17:00〜22:00
※ディナーは要予約
定休日水・木
予約
テイクアウト不可
支払い方法現金、クレジットカード、電子決済
駐車スペース
公式instagramhttps://www.instagram.com/jinen_2020/
公式HPhttps://jinen.shop/

築100年の古民家を改装。開放感あふれる店内。

店内はとても広く、テーブル席が全部で7席あります。

席と席の間にはスペースがしっかりとってあるので、ゆったりと過ごすことができます。

外観から、なんとなく想像がついたかもしれませんが、こちらのお店は築100年の古民家を改装して建てられたもの。

入り口すぐのところには、改装前のお家の写真を見ることができます。

また、写真の真ん中に写っている柱は、1階、2階と縁側だったものをそのまま残しているそうです。

そのため写真で見ると、縁側から右側はもともと庭だったスペースになります。

庭を利用し、さらに天井を2階まで吹き抜けにしてあるのでとても開放感があります。

天井はガラス張りになっていて、自然の光が差し込みます。

とても気持ちがよく、外にいるかのような開放感が感じられます。

ランチのいちおしは炭火焼きランチセット

店主様に今回のランチを紹介してもらいました。

こちらが今回いただく、お肉が選べる炭火焼きランチセットのメニューです。

  • ほうき鶏ハムの野菜サラダ
  • 炭火焼きステーキ
  • 季節の炭火焼き野菜
  • Jinenのスパイスカレー
  • デザート

メインのステーキは3種類から選びます。

  • 厳選ポークロース
  • 近江牛モモ
  • 熟成リブロース

お肉の種類によって、コースの金額が変わります。

複数人で行く場合は別の種類のものを選んで、是非シェアしてみてください。

お肉が選べる以外にコースの特徴は、メインの後にカレーが楽しめることです。

  • 近江牛の牛すじカレー
  • ほうき鶏のスパイスカレー

2種類から選ぶことができますが、メニューにかいてあるとおり、300円で合いがけを選ぶこともできます。

デザートはクラッシックプリンと書かれていましたが、ミルクアイスクリームと2種類から選ぶことができるとのことでした。

こちらの炭火焼きランチセットは、事前予約が必要です。

気を付けてくださいね。

もちろん、予約なしでも楽しめるランチもあります。

  • 近江牛の牛すじカレー
  • ほうき鶏のチキンカレー
  • カレー2種類あいがけ
  • アッシ・パルマンティエ

カレーはコースの〆でいただけるカレーと同じものです。

※上記の4つのランチは、いずれも2023年3月より300円値上げ予定とのことでした。

ナチュラルなものからクラシカルなものまで約100種類から選べる豊富なワイン、ノンアルコールも充実

店に入ってまず目に飛び込んでくるのは、大きなワインセラー。

レジ横にも、ワインやドリンクが並びます。

肉に合う飲み物といえばやはりワイン。

Jinenさんでは、自然派ワインからクラシックタイプまで100種類以上取り揃えています。

昼からお肉とワインをしっかり楽しむことができるレストランはこのあたりでは珍しく、次はおすすめのワインを聞いて飲んでみたいなと思いました。

昼からアルコールはちょっと、、という方も大丈夫。

ノンアルコールワインもメニューにあります。

ノンアルコールですが赤は葡萄の深み、白は爽やかな甘みがあり、料理によく合います。

他にもノンアルコールビールや、イタリア産のフルーツを使ったスカッシュなど、珍しい飲み物もありました。

ドリンクは、ランチメニューをオーダーすれば100円引きでいただくことができます。

管理の行き届いた熟成肉と農家さん直送の彩り野菜

お店の厨房側には、新鮮なお肉と野菜が収められた冷蔵庫があります。

この素材からどんな料理が生まれるのだろう?とワクワクしますね。

南草津にある精肉店「サカエヤ」さんから収められお肉は、同じ部位でもロットによって脂身の多さや柔らかさが違ってくるそうです。

野菜は滋賀の農家さん直送の彩り豊かな野菜。

美味しさを保つため、冷蔵庫では湿度管理も徹底してるとか。

家庭用の冷蔵庫だと、どれだけ工夫しても乾燥してしまう野菜やお肉、湿度が調整できる冷蔵庫で水分が抜けないように調整されてます。

新鮮な野菜が、さらに採れたてのような美味しさで味わうことができます。

しっとり鶏ハムと香り豊かな野菜サラダをシンプルに

コース1品目は、ほうき鶏ハムの野菜サラダ。

写真は2人分です。

ほうり鶏とは鳥取県の大山付近で、通常より長い時間かけて育てられた鳥のこと。

見た目も艶やかで、とてもしっとりした食感です。

葉物野菜はシャキシャキ。

味付けはオリーブオイルと”ゲランドの塩”のみでとてもシンプルですが、野菜の香りがとてもいいのでドレッシングなどの他の味は全く欲しいと思いません。

ゲランドの塩って?

フランス、ブルターニュ地方「ゲランド」の塩田で、職人の手により、ゆっくり結晶化した塩です。

マグネシウムやカリウムなどを含んでおり、奥行きのある味を感じることができます!!

塩加減は鶏ハムの塩味ともバランスが取れていてしょっぱすぎることがなく、塩のまろやかさを楽しめました。

上質な脂の厳選ポーク肩ロース、ジューシーな経産牛熟成リブロースの旨みを堪能

メインの炭火焼きは、彩り野菜と一緒に盛り付けられて出てきました。

手前が厳選ポーク肩ロース、奥が経産牛熟成リブロースです。

まずはポークロース。

こちらは走る豚、といって、放牧されて育てられた豚だそうです。

豚が放牧されているなんて、なかなか想像できないですよね。

時速30キロで駆け回るという走る豚のお肉は、弾力がありながら繊維が均一なのでとても食べやすかったです。

脂身が普通の豚よりも控えめですが、噛むと上質な脂が染み出してくるので、塩だけで十分、他に味付けが欲しいとは思いませんでした。

続いて熟成リブロース。

本日は長崎県産経産牛の熟成リブロースです。

経産牛とは字のとおり、出産経験のある雌牛のことです。

ブランド牛として取り上げられるのは、未経産の食用として育てられた牛が多いですが、経産牛は出産を経て長い時間飼育されています。

そのため、肉質が硬くなりやすいですがしっかりと熟成させることで、水分量の調整と肉の繊維を緩めるなどの作用で旨みたっぷりのお肉へと昇華させています。

実際に食べてみると、赤身にギュッと旨みが詰まっていてジューシーです。

脂身が多いとすぐにお腹いっぱいになってしまいますが、こちらならたくさん食べたいと思える美味しさでした。

今回はいただかなかった近江牛についても教えてもらいました。

近江牛といえば脂がしっかり乗ったものが主流ですが、Jinenさんでは脂が乗り過ぎず、赤身が多めの食べやすいものを取り扱っているとのことでした。

付け合わせの野菜も水分をしっかりと留めていて、噛むとジュワッと旨みが広がります。

特にさつまいもは想像以上に甘く、ねっとりした食感、炭火焼きの香ばしさとの相性がとても良く感じました。

締めはカレーライス!オレンジの効いたスパイシーチキンと甘味たっぷりの牛すじ

締めのカレーライス。

左がほうき鶏のスパイスカレー、右が近江牛の牛すじカレーです。

ほうき鶏のスパイスカレーはピリッと辛口。

オレンジの果汁が入っているのですが、酸味とスパイスのバランスが絶妙で、後味はとても爽やかでした。

近江牛の牛すじカレーは野菜の甘みがとにかく優しい。

赤ワインで煮込んだ牛すじはとても柔らかく、口の中でとろけます。

カレーなのですがとろみのあるスープのように食べられるので、お子様でも食べやすい味に感じました。

大人味!ほろ苦カラメルソースのプリンと、味変ミルクアイス

最後はデザート。

左がクラシックプリン、右がミルクアイスクリームです。

デザートに合わせて、コーヒーとハーブティーを追加でオーダーしました。

クラシックプリンは名前の通りとてもシンプル。

プリン自体は甘過ぎず、カラメルソースのほろ苦さを引き立てます。

そしてとても滑らか!

たっぷり食べた後のデザートに重すぎず、すっきりと食べ終えることができました。

ミルクアイスクリームも甘さは控えめで、スッキリとした後味。

シェリー酒を垂らすことでラムレーズンのような味に味変ができます。

こんなところに?!お店へのアクセス

肉とワイン Jinenは大津駅から東へ徒歩3分ですが、びっくりするほど隠れているので行き方を説明します。

大津駅、北口から出てフレンドマートさんのある通りを東へ進み、1つ目の角を右へまがります。

そこから高架下の手前の路地を左へ。

飲食店が集まっているのですぐわかると思います。

そこからずっと真っ直ぐ行くのですが、途中で道がとても細くなるので、こんな奥にまだ店があると思えないのです。

こちらの道です。

こちらに入るとすぐ左がJinenさんです。

通りすがりだと絶対に辿り着かないですよね。

こんなところに?!という驚きも含めて、お店へのアクセスを楽しんでくださいね。

まとめ

美味しいお肉とワインを楽しむことのできる店、Jinen。

少し特別な日のランチ、自分へのご褒美にもぴったりの充実した内容でした。

もちろん、カジュアルにカレーと飲み物だけ楽しむのもよし、どちらにしろ開放的な空間でゆっくりくつろげること間違いなしです。

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