【大津】カフェ ト七| 赤いポストがトレードマーク!瀬田川を眺めながら、体と心に優しいランチを

京阪唐橋前駅から、徒歩約10分。

のどかな時間の流れる瀬田川沿いに店を構える、カフェ ト七(とひち)さんへ行ってきました。

2022年1月にオープンし、営業は木曜と日曜の週2回が基本。

臨時休業などもあるので、詳しくはInstagramを確認してください。

カフェ ト七の基本情報

店名カフェ ト七
住所/アクセス〒520-2134 滋賀県大津市瀬田1丁目19−29
Google Maps
電話番号077-545-3030(営業日のみ)
営業時間8:30〜17:00
定休日月・火・水・金・土
予約
テイクアウト
支払い方法現金のみ
駐車スペース有(3台)
公式instagramhttps://www.instagram.com/to_hichi/

赤いポストが!ノスタルジックな雑貨とやすらぎの店内

店に入るとまず目に飛び込んでくるのが、こちらの赤いポスト!

昔使用されていた本物のポストだそうです。

ポストがあるカフェなんて初めて出会ったので、なんだかワクワクしてしまいました。

少しくすんだ色合いが、店内の落ち着いた雰囲気にとても馴染んでいます。

こちらは古い箪笥の上に、懐かしい生活用品がさりげなく並べられています。

そろばん、黒電話、急須など、、

昔は私たちの身近にあふれていたものを久々に眺めてみると、懐かしい気持ちが込み上げてきます。

店内は4人掛けのテーブル席が2つと2人掛けのテーブル席が2つ、カウンターが3席。

至る所に小さな植物が飾ってあり、とてもほっこりした気分に。

常連さんと思われる方が何人かいらっしゃいました。

その雰囲気は暖かな家庭を連想させ、誰かのお家に遊びに来たような気持ちになりました。

ランチは5種類から。デザートとドリンクもついて1200〜1300円!

ランチは5種類。

メニューには全て写真が載っているのでとても選びやすかったです。

  • 飾りいなり寿司ランチ
  • 彩り鮮やか3色丼ランチ
  • 煮込みハンバーグランチ
  • 鶏肉の奈良漬粕焼きランチ
  • 北海道スープカレーランチ

メインの他に小鉢、汁物、ドリンク、デザートがついて、1200〜1300円です。

デザートやドリンクはオプションで追加料金になるお店が多い中、お財布にもとても優しいですね。

今回は他のカフェではなかなか味わえなさそうな

「飾りいなり寿司ランチ」と「鶏肉の奈良漬粕焼きランチ」をいただくことにしました。

消化力を高める優しい素材と味つけで健康的に

食前には酵素ドリンクをいただきました。こちらもランチセットに含まれています。

今回はレモンの酵素ドリンクに、チアシードが入っているものをいただきました。

レモンはほんのり香る程度で、すっぱさはほとんどなく、甘くて飲みやすかったです。

酵素は食前にとることで、消化力を上げることができるので、料理を美味しくいただくことができます。

チアシードは栄養価も高く、水分を含むと大きくなるため、食べ過ぎ防止に効果的だとか。

体に優しいランチへのこだわりが感じられますね。

メインがやってきました。

まずは鶏肉の奈良漬粕焼きランチ。

ご飯は白米か、季節のご飯から選ぶことができます。

メインの鶏肉の奈良漬粕焼きはジューシーな鶏もも肉に、奈良漬けの芳醇な風味がとてもよく合います。

お肉はどうしても消化に時間がかかってしまいますが、発酵食品と組み合わせることで胃への負担が少なくなるそうです。

お肉とお肉の間にあるのは柑橘系のフルーツです。

こちらもお肉を柔らかくします。

レモンほどの主張はないので、鶏肉と一緒に食べても程よく風味漬けになり、味に奥深さを感じることができました。

季節のご飯は、黒豆ご飯でした。

粒がとても大きく、ほくほくで美味しかったです。

続いて飾りいなり寿司ランチです。

いなり寿司は具材の違うものが4種類。

左からミョウガの甘酢、肉とたまごのそぼろ、しば漬けとしらす、枝豆とコーンです。

全て、シンプルで余計な味付けはされてなく、酢飯との相性が抜群。

食感や色合いを楽しみながらいただくことができました。

汁物はお味噌汁で、優しい味わいの白味噌でした。

飲んだ瞬間にまろやかさが口に広がります。

具材はさつま芋などの根菜に、薄揚げ、大根など、消化や体を温めるものが多く入ってました。

小鉢も他ではなかなか食べられないものがたくさん。

写真1番上は、ほうじ茶葉の佃煮です。

甘辛だけど薄味で、ほうじ茶の香ばしさが口全体に広がりました。

青菜のおひたしは少しピリ辛。

大根の煮物は上に味噌を使ったソースがかかっていて風味が豊かでした。

写真中央の出汁に浸したトマトは、香ばしさも感じられとても食べやすく、色付き大根の甘酢はご飯にもとてもよく合います。

右のオレンジと白のおかずは柿とクリームチーズ。

どちらもねっとりとした食感で口の中でとろけ、クセになりそうな味でした。

小さいながらも一つ一つが丁寧に作られた小鉢のメニューは、季節によっても変わっていくので、また他のランチメニューと一緒にいただきたいと思います。

デザートは豪華に盛り合わせ!

ご飯の後はデザートです。

何が出てくるのかと思いきや、なんと盛り合わせ!

さつま芋のパウンドケーキ、チョコのグラノーラバー、パイナップルのアイスクリーム、イチゴと葡萄、そして可愛らしいハリネズミのクッキーです。

どれも体に優しいものなので、これだけ食べても罪悪感はありません。

特に、パイナップルのアイスクリームは果肉がとても大きく、冬の今でもお腹を冷やすことなく食べることができました。

食べ応えもしっかりあり、とても満足です。

目の前に広がる瀬田川を眺めながら至福のひと時を

今回利用した席は、2人横並びで座れる窓際の特等席でした。

こちら利用できるかは予約の際に確認してみてくださいね。

もちろん、当日でも空いていたら座ることができます。

窓際の席からは瀬田川が見渡せ、とてもリラックスして過ごせました。

道に行きかう人や車をボーッと眺めながら、時間を忘れてしまいそうになります。

モーニングや昔ながらの喫茶店のような懐かしいメニューもあります

ト七さんではランチだけでなく、喫茶やモーニングも可能です。

まずは喫茶から。

メロンクリームソーダやバナナジュースなど、昔ながらの喫茶店にありそうなメニューが揃っています。

店内のレトロな雑貨を眺めながらのメロンクリームソーダなんて、とてもノスタルジックな気分にひたれそうですよね。

喫茶だけでなく、しっかりとスイーツを楽しむこともできます。

ほうじ茶を使ったケーキやパフェのほか、フレンチトーストが2種類あります。

他にもドリンクとケーキセットも用意がありました。

詳しくは店内の黒板を見てみてくださいね。

そしてこちらはモーニングのメニューです。

トーストは米粉パン。

小麦のパンと比べて体に優しく、それでありながらしっとりモチモチとは、とても気になります。

何度も言いますが、お値段も本当に良心的です。

ト七さんは日曜に営業しているので、休日の朝にゆっくりと食べてみたいなと思いました。

唐橋を渡ってのんびりと、お店へのアクセス

カフェ ト七さんは京阪唐橋前駅から、瀬田の唐橋を渡り、向かいの道路を少し北に登ったところにあります。

駅からはゆっくり歩いて10分ほどでした。

唐橋からは瀬田川を一望することができ、風がとても気持ちのいいので、のんびりお散歩気分で店まで辿り着くことができます。

外の看板からも写真付きメニューでよくわかるようになっています。

お散歩ついでに見て行かれる方も多くいらっしゃいました。

初めての方でもとても入りやすい工夫がされているなぁと、こんなところでもほっこりとした気分になりました。

まとめ

カフェ ト七さんは、赤い郵便ポストがトレードマークの体に優しいメニューと、どこか懐かしく落ち着く空間が嬉しいアットホームなカフェです。

胃がお疲れの時の自分への労りごはんにも、おいしくリーズナブルにモーニングやランチを楽しみたい時にも、ぜひ尋ねてみてください。