こんにちは。
こ/こと編集部です!
11月の青空が広がる週末、京都・四条河原町のど真ん中、京都高島屋S.C.の屋上で「餃子村 in 京都」が開催。
関西を中心に、全国の人気餃子店が集まり、食べて、飲んで、音楽やパフォーマンスまで楽しめる3日間のフードフェスです。

こ/こと編集部が訪れたのは11月8日(土)の午前11時すぎ。
この時間帯はまだ落ち着いた雰囲気で、各ブースも並ぶことなくスムーズに注文できました。

ところが12時を過ぎると、徐々に来場者が増えはじめ、会場は一気に賑やかモードに。
とはいえ、混雑で立ち止まるような場面はなく、座席も比較的余裕があり、快適に楽しめる環境でした。
食べ比べた5店舗。どれも個性たっぷり!

この日味わったのは、5店舗の餃子。
どれも違った個性と美味しさがあり、食べ比べの醍醐味を存分に味わえました。
村長餃子の「肉吸い餃子」

かつお出汁がじんわり沁みるスープ仕立て。

大ぶりの餃子が3つ入りで、見た目以上にボリュームあり。
みおちゃおずの「チーズ餃子」

チーズの塩味と餃子の餡がベストマッチ。
しっかりとした味つけで、お酒が進みます。
ノッコン餃子の「肉汁餃子」

噛んだ瞬間にじゅわっと肉汁が広がる、まさにジューシー系。
皮も厚めで食べごたえ十分。
ぎょうざ専門店チャンピオンの「鶏肉餃子」

ふんわりした鶏ミンチが特徴。
軽めの食感で、7個入りという量も嬉しい。

表面はカリッと、中はジューシー。
餃子haaan!!!の「元祖塩餃子」

派手さはないけれど、噛むほどに旨味がじわじわ。

これもまた、お酒にぴったりの一皿。
どれも個性的で、甲乙つけがたい美味しさ。
1杯だけビールを頼みましたが、それでも十分満足できるボリュームでした。
屋上の空気感も、このイベントの魅力

京都高島屋S.C.の屋上は、まちなかとは思えない開放感があり、秋空の下で食べる餃子は格別。
テーブル席も多く、座ってゆったり食べられるのがありがたいポイントでした。
お昼以降はステージでのパフォーマンスも始まり、音楽やダンスなどが場の雰囲気をさらに盛り上げていました。
チケット制もスムーズ。前売でも当日でもOK

会場での購入は1枚ずつバラでの販売が基本(700円/1枚)。
一方、5枚綴りのチケットは前売り限定で、3,000円(税込)というお得な価格で販売されていました。
編集部は当日購入でしたが、チケットブースも並ぶことなくスムーズに買うことができ、各ブースも待ち時間ゼロ。
ストレスなく、あちこちの餃子を巡れる体験設計が印象的でした。
「大阪の村長」にインタビュー

今回のイベントを主催する「村長餃子」代表・池尾さん(通称:大阪の村長)にもお話を伺いました。
—— なぜ今回、京都での開催を?

高島屋さんからお声がけいただき、実現しました。
今年春に開催した『餃子村 in 大阪(京橋)』も大盛況だったこともあって、京都でも開催できることになりました

—— 村長餃子は、就労継続支援B型の利用者と一緒に作っているとか?

そうなんです。
コロナ禍で冷凍餃子がブームになった頃、“自分でも餃子を作ってみたい”と思ったのがきっかけです。
ただ、ただ作るだけじゃなく、障がいのある方の“働ける場”をつくりたかった。
だから今は、堺市にある支援施設『といろ』の利用者さんと一緒に、仕込みや梱包、発送などを分担しながら餃子を作っています。

—— 今後の展開は?

『餃子村』はこれから全国展開していく予定です。
次は東京、そして京都でも継続開催したいですね。
食べるだけじゃない、“つながる”餃子フェス
餃子のおいしさはもちろん、会場の雰囲気、ステージの賑わい、そして「人とのつながり」が感じられるこのイベント。
ひとりでも、家族でも、友人グループでも楽しめる、まさに“みんなの餃子フェス”という言葉がぴったりの場でした。
また来年も、京都の空の下で、熱々の餃子に出会える日を楽しみにしています。



