2022年開催『近江ナゾトキ鉄道』|街歩きもできる期間限定・謎解きイベントで近江鉄道の魅力を再発見!

2022年4月29日から、スタートしている『近江鉄道×いろあわせ』主催のイベント「近江ナゾトキ鉄道・失踪した駅長をおっちょこちょいな駅員と探す謎解き」。

専用の冊子を使って近江鉄道の“おちょ駅”と呼ばれる八日市~水口エリアの駅周辺に用意されているクイズの謎を解いていく、周遊型の観光イベントとなっています。

街歩きもできるので、謎解き、クイズ好きの方に限らず、滋賀のニッチな観光スポットを楽しみたいと思っている方にもぴったりですよ。

こちらでは、『近江鉄道×いろあわせ』主催のイベントの詳細と楽しみ方についてご紹介します!

「失踪した駅長をおっちょこちょいな駅員と探す謎解き」イベントの概要

開催期間2022年4月22日~10月2日
(※謎解きキットがなくなり次第終了)
開催エリア滋賀県 八日市~水口の近江鉄道駅周辺
謎解きキットの発券場所近江鉄道
米原駅・彦根駅・近江八幡駅・八日市駅・貴生川駅
参加料金(謎解きキット代)2,500円(一日乗車券代込み)
所要時間約3~5時間
公式サイトhttps://ohmi-nazotoki-railway.jp/#about

〜消えた駅長さんを探し出せ!~『近江ナゾトキ鉄道』のコンセプト

心待ちにしていた一日駅長体験の日、近江鉄道の八日市駅に到着すると慌てている駅員さん(ぽんこちゃん)から突然声を掛けられます。

「今日、あなたを案内するつもりだった駅長が、手帳を残して行方不明になっちゃったの…だから残された手帳の手がかりを元に私と一緒に本物の駅長を探して!」

こうしてイベントはスタートします。

オレンジの髪色をした駅員さんが、今回のメインキャラクター・ぽんこちゃん。
彼女と共に本物の駅長を探す体で謎解きを行っていくスタイルです。

謎解きキットを手に入れる方法と使い方について

イベントで使う謎解きキットは、近江鉄道の有人駅(米原駅・彦根駅・近江八幡駅・八日市駅・貴生川駅)で購入ができます。

窓口で購入できるので《各駅の営業時間》を参考にして、キットを手に入れるようにしましょう。

また、事前に公開されている情報によると、八日市駅からスタートするのがおすすめとのこと。

JR琵琶湖線・米原駅から乗れるモデルコースもアップされているので、併せてチェックしておくとよいでしょう。

購入したら、まずは中身がそろっているかの確認を行います。
全部で9点、クリアファイルバック・謎解き冊子・ペン・ヒントブック・ミニ謎解きブック・時刻表・封筒・缶バッチ・一日乗車券が入っていたらOK。

一日乗車券は当日限り有効となっており、メインで周遊する八日市~水口以外の駅でも使用可能です。
時間がある方は、ぜひ他の駅にも下車して街歩きを堪能してみてくださいね。

所要時間は人によりますが、謎解きにかかる時間や休憩時間を含めて約3〜5時間。

近江鉄道の電車本数は昼間だと1時間に1本ほどになります。
乗り逃すことなく効率的に回るためにも、謎解きキットに同封されている時刻表をチェックしながら周遊するのがおすすめですよ。

謎解きの難易度と対象年齢は?

公式ホームページに書かれている難易度は“普通~難しい”レベル。
小学校の高学年や中学生以上であれば比較的1人でも解ける印象がありました。

答えや謎解きに必要なキーワードがわからない場合、ヒントブックを活用できるようにもなっています。
あまりクイズが得意でない方でも解きやすくなっているのはうれしいポイントですね。

ただ、ヒントブックを見てもわからず、追加でヒントを得たい方はヒントの下に記載されているQRコードを読み取ってWebサイトで答えを探す必要があります。
つまり、スマホかタブレットなどの読み取れる電子機器が必要というわけです。

年齢制限は設けられていませんが、小学生のお子さまがチャレンジする場合は大人の方が一緒について行くほうが安心かと思われます。 

一日乗車券を使って近江鉄道に乗ろう!

近江鉄道線には有人駅と無人駅の2種類があり、多くは駅員さんのいない無人の駅となっています。

そのため、普通のJR線と同じようには乗れないので、初めて乗車する方は注意が必要です。

有人駅の場合は、謎解きキットとセットで付いてくる「一日乗車券(切符の代わり)」を改札口で見せればOK。

無人駅の場合は、改札口や窓口がないので乗車・下車をするタイミングで電車の車掌さんに直接「一日乗車券」を見せるようにしましょう。

裏面に乗る日の日付が印字されているので、スムーズに乗り降りするためにも裏側を向けた状態で見せるようにしてくださいね!

イベント+αで楽しめるスポットがたくさん!

近江鉄道線が通っている場所には、織田信長の下で活躍したと言われている蒲生氏郷ゆかりの地である日野や、浮世絵で有名な東海道五十三次に登場する水口宿など、さまざまな観光スポットがあります。

スタート地点としておすすめの八日市駅にも、120年以上の歴史を持つ近江鉄道の魅力を集結させた「近江鉄道ミュージアム」があります。

ミュージアムには、無料で入ることができるのでぜひチェックしてみてくださいね!

少しニッチな場所ではありますが、どのスポットも歴史好きな方や昔ながらの風情ある建物が残る景色を楽しみたい方にはぴったりと言えるでしょう。

下記では、近江鉄道の公式サイトで推奨されている八日市~水口間のエリアで楽しめるおすすめの観光スポットをまとめてみました。

イベントとしての“謎解き”ヒントも街のどこかに隠されている可能性があるので、謎解き冊子を見ながら街歩きを楽しんでみてくださいね!

おすすめスポット最寄り駅(近江鉄道線)住所
近江鉄道ミュージアム八日市駅近江鉄道線・八日市駅内
中野(日野)城跡日野駅滋賀県蒲生郡日野町西大路2869
水口岡山城本丸跡水口石橋駅滋賀県甲賀市水口町水口
水口宿鵜飼本陣跡水口石橋駅滋賀県甲賀市水口町元町9

【水口エリア】ひと息つける喫茶店もおすすめ!

イベントと街歩きを楽しむなら、最寄り駅が水口石橋駅にあるレトロな喫茶店「ぽえむ」にも立ち寄ってみてください。

こちらは近江鉄道の謎解き冊子にも掲載されているお店で、駅から徒歩2分ほどと好アクセス。
年末年始以外の定休日もないので、イベント開催中はいつでも訪れることができます。

線路がすぐそばにあるので、店内からは近江鉄道線を走る電車が見られるようになっているのも特徴です。

メニューには、洋食系のランチやスイーツがラインナップされているので、ぜひ街歩きの休憩ポイントとしてチェックしておいてくださいね。

謎解きを全てクリアすれば嬉しい景品が当たるかも…?

当日のイベントに用意されている謎を全てクリアして、公式サイトの最終解答ページへ。

謎解き冊子をもとに挑戦すれば解けるようになっているので、イベントの後に記入してみましょう。

一つ目の問題に正解すると、次に最終問題が出てきます。
これもクリアすると、本物の駅長さんを見つけた後のラストストーリーを読むことができました。

さらにその後に続くアンケートを記入すると、ぽんこちゃんが描かれた電車のヘッドマークかAmazonのギフト券が抽選で当たる仕様に。

アンケート内容も簡単ですぐにできるものなので、クリアした際はぜひ景品応募をしてみてくださいね!

まとめ

『近江鉄道×いろあわせ』のコラボとしてスタートした「近江ナゾトキ鉄道・失踪した駅長をおっちょこちょいな駅員と探す謎解き」。

八日市~水口のあたりを周遊できるイベントとなっており、ニッチな観光スポットも多いエリアなので、謎解き+街歩きとして楽しむにはぴったりでした。

2022年10月2日まで楽しめるようになっているので、近江鉄道に乗って謎解きをする旅に興味がある方はぜひチェックしてみてください!