京丹後・夕日ヶ浦温泉に佇む「あまやどりの宿 雨情草庵(うじょうそうあん)」が、2025年7月17日、全棟離れ仕様の宿としてリニューアルオープンしました。
静かに降る雨の音に耳を澄ませながら、自分だけの時間を大切にしたい。そんな大人の旅人に寄り添う、特別な空間です。
古民家を移築した一棟貸し「特別棟 瑞雨(ずいう)」誕生

今回のリニューアルの目玉は、「特別棟 瑞雨」の新設。
160年以上前に建てられた古民家を移築し、和の趣と現代的な快適さを融合した一棟貸しの宿へと生まれ変わりました。
約108㎡の広々とした空間には、2つのベッドルームに加え、暖炉付きのリビングや茶室、ワインセラー、プロジェクターなどが備えられ、長期滞在やワーケーションにもぴったり。

まるで別荘に訪れたかのような自由さと贅沢さを楽しめます。
全室に露天風呂付き、ベッドには京都IWATAの「ラークオール®」

「雨情草庵」の全6棟は、すべてが露天風呂付きの離れ仕様。
天然温泉を源泉かけ流しで楽しめる湯船からは、丹後の自然が望め、朝夕の表情を変える空の色までもが旅の思い出に彩りを添えます。
ベッドには、京都の老舗寝具メーカー・IWATAが手がける「ラークオール®」マットレスを採用。
キャメルやヤクなどの天然素材が使われており、まるで雲の上で眠っているかのような寝心地。
庭を眺める個室食事処「天津水(てんしんすい)」で味わう、丹後の旬

食事は、敷地内にある個室食事処「天津水(てんしんすい)」で。
今回のリニューアルで、丹波産の石を用いた枯れ沢や竹庭が新たにしつらえられ、より静謐で趣のある空間へと改装されました。

料理には、丹後や但馬の旬の食材をふんだんに使用。
季節ごとの味覚を五感で楽しめるよう、見た目にも美しい献立が並びます。

無添加・国産素材にこだわり、地酒のセレクションも豊富。

冬には、幻の間人蟹(たいざがに)を使った料理も登場予定とのこと。
サブスクや記念プランも登場、何度でも訪れたくなる宿へ
リニューアルを記念して、7〜8月の宿泊対象の特別プランも用意されています。
また、今後は常連客向けのサブスクリプションプランもスタート予定。
訪れるたびに新しい発見と、変わらぬおもてなしが待っている宿。
静かな時間を大切にしたい、そんな旅人にこそ届いてほしい場所です。
雨情草庵の基本情報
宿名 | あまやどりの宿 雨情草庵(うじょうそうあん) |
所在地 | 京都府京丹後市網野町木津247 |
アクセス | 京都丹後鉄道「夕日ヶ浦木津温泉」駅より送迎車で約5分 車:丹後大宮ICより約35分 |
客室 | 全6棟 全棟が露天風呂付きの離れ仕様/うち1棟は特別棟「瑞雨」 |
電話番号 | 0772-74-9199 (受付時間:平日10:00〜17:00) |
公式サイト | https://www.ama-yadori.com/ |
おわりに
まるで、やさしい雨に包まれているかのような安心感。
喧騒を離れ、心をそっと整えたい時に、ふと思い出す宿。
「雨情草庵」は、そんな“自分の居場所”になってくれるかもしれません。
大切な人と、あるいは自分のために。静けさを味わいに、京丹後へ。