こんにちは!
こ/こと編集部です!
今回は、御所南にあるフランスの伝統菓子と自家製ビーントゥバーチョコレートの店「Un Son Doux patisserie(アンソン ドゥ パティスリー)」にお邪魔してきました!
2024年6月6日にオープンしたばかりにも関わらず、スイーツ好きの心を鷲掴みにしている話題のニューショップです。
本場フランスで修行をした経歴を持つオーナーパティシエが手掛けるこちらのお店は、日本ではあまりお目にかかれない珍しい焼菓子に出合えるのも魅力のひとつ。
モデルの長島愛莉さんと一緒に、京都で出合えるフランス菓子の世界を覗いてみましょう!
関西を中心に、フリーランスモデルとして活動する長島愛莉さん。
透明感のある健康的なロングヘアが魅力的の長島さんは、サロンモデルとしても活躍中。
心を掴むキュートな笑顔から、ハッとさせるクールな表情まで、コロコロ変わる表情に目が離せません!
Instagram(https://www.instagram.com/airi1o22/)
\全室レイクビューのセトレ取材レポ!/
Un Son Doux patisserieの基本情報
地下鉄「烏丸御池」、「京都市役所前」から徒歩10分程、麩屋町通りに店を構える「Un Son Doux patisserie」。
パティスリーでは珍しく朝8時からオープンしています。
早朝からパティスリーが営業しているという本場フランスに習い、フランスでお馴染みの朝の風景を京都でも味わってほしいと、早朝からの営業を始めたのだとか。
街がまだ動き出していない出勤前やお出かけ前に立ち寄り、フランス気分を味わうのもおすすめです。
店名 | Un Son Doux patisserie |
住所/アクセス | 〒604-0963 京都市中京区麸屋町通二条上る布袋屋町495-1 Google Maps 地下鉄「烏丸御池駅」、「京都市役所前駅」から徒歩10分 |
営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 日、月曜 *月祝の場合は、公式インスタグラムで確認 |
駐車スペース | なし |
公式Instagram | https://www.instagram.com/unsondoux_patisserie |
本場で腕を磨いたパティシエのフランス菓子を京都で
洋菓子店で経験を積む中でフランス菓子に出合い、その味に感動したというオーナーパティシエである清水さん。
大阪や東京のパティスリーで腕を磨き、その後はフランス・サヴォワ地方でM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を受賞したパティシエのもとで修行した経験を持つ、本場仕込みのパティシエです。
帰国後には「Minimal-Bean To Bar Chocolate-」でチョコレート作りを学んだ後、満を持して「Un Son Doux patisserie」をオープンしたのだそう。
「シンプルな素材からできているフランス菓子だからこそ、伝統を大切にしながらもそれぞれの素材の美味しさを伝えていきたい」とオーナーパティシエの清水さん。
手間を一切惜しまず丁寧に作られた「Un Son Doux patisserie」の焼菓子は繊細な味わいでありながらも、フランスの温かい家庭で作られているような、どこか懐かしい美味しさで満ちています。
想像を超える美味しさに感服!素材を活かした焼菓子たち
店の扉を開けば、季節の焼菓子や、フランスのパティスリーではお馴染みのクロワッサンなど、どれを選ぶか迷ってしまうほど多彩な商品が出迎えてくれます。
長島さんがこの日セレクトしたのは、洋梨を使った新商品の『タルトポワールフェルミエール(写真左)』、外側のザクザク食感が魅力の『パンコンプレ(写真右)』と、バターをたっぷりとあしらった春巻きの皮でミカンを包み込んだ『バトンミカン(写真下)』。
どれも素材の美味しさを最大限に活かした奥深い味わいで、感動すら覚える美味しさが口の中に広がります。
「ザクザク食感とアーモンドの香りが美味しい!」とパンコンプレを味わう長島さん。
ラインナップは季節に応じて随時更新されるので、季節限定の焼菓子が並ぶのも、何度も訪れたくなる理由のひとつ。
焼菓子は売り切れ次第終了なので、たくさんの焼き菓子から選びたい時には早めの訪問がおすすめです。
焼菓子と共に堪能したいドリンクメニュー
イートインスペースで焼菓子を楽しむなら、合わせてドリンクの注文もおすすめ。
この日焼菓子と共に注文したのは、カカオ果実100%ジュースの『カカオパルプ』。
カカオと聞けばチョコレート味を連想しますが、果肉を使ったカカオパルプは南国フルーツのような甘酸っぱさが特徴のドリンク。
さっぱりしたフルーティな味わいは、焼菓子との相性抜群です!
ジュースに加えて、焼菓子への知見が深いパティシエだからこそ提案できるアルコールメニューもラインナップ。
ワインや日本酒など、さまざまなアルコールドリンクと焼菓子の意外な相性の良さに気付かされることでしょう。
人との繋がりを随所に感じられるパティスリー
「できることは自分たちで」と、京町家だった現店舗の改装にも携わったというパティシエの清水さん。
京町家の趣きを残しつつもフランスの世界観を取り入れた店内は、見事に調和のとれた心地の良い空間です。
かつては呉服屋として人々が集っていたこの場所は、新たな形で今もなお沢山の人に喜びを与え続けています。
ずらりと焼菓子が並ぶ商品台は、焼菓子が1番映えるようにと作られた特別なものなのだそう。
毎日レイアウトを変えて陳列されているので、訪れる度に新しい印象を与えてくれます。
また、イートインで登場する皿には、岡山の陶芸作家・菅沼淳一氏の作品をセレクト。
手にしっくりと馴染むやさしい手触りと、焼菓子との美しい一体感はきっと心を満たしてくれるはず。
丁寧で細やかな心遣いは焼菓子作りにとどまらず、内装、店内のディスプレイなど、人との繋がりを大切にする清水さんの温かい人柄を随所に感じられる店でした。
Un Son Doux patisserieは本格フランス菓子と店主の温かい人柄に出合えるお店
『心地良い音色』という意味を持つUn Son Douxという言葉を採用した「Un Son Doux patisserie」。
その由来通り、心地よい音色に包みこまれるような、素朴でやさしい焼菓子たちが迎えてくれます。
オーナーパティシエである店主の細やかな心遣いは焼菓子作りにとどまらず、店作りの随所にも光っています。
フランス菓子と空間に魅了される、幸せなひとときを「Un Son Doux patisserie」で過ごしてみては?
こ/ことライター
豊田芽実
美味しいものが大好きな京都在住のフリーライター。美味しい!楽しい!を求めて滋賀・京都を巡るのが趣味。