茶と“道”がつなぐ、文化と日常。仁和寺「葉隠堂」と「tsumugi cafe」の、心を澄ます夏のコラボ

京都駅からほど近い小さなカフェで、この夏、静かに心を整える“茶のひととき”が始まります。

真言宗御室派総本山・仁和寺の茶寮「葉隠堂」と、下京区にある「tsumugi cafe(ツムギカフェ)」が初めて手を取り、7月16日から31日までの期間限定でコラボメニューを展開。

抹茶やほうじ茶の奥深い味わいとともに、「日常の中の非日常」に浸る時間を提案してくれます。

京都・仁和寺の茶文化を、駅近カフェで

写真提供:https://re-connection.co.jp/tsumugiCafe

tsumugi cafeは、町家をリノベーションした落ち着いた空間。

朝8時からオープンしているので、出勤前の一杯や旅のスタートにもぴったりです。

今回のコラボでは、仁和寺の敷地内に佇む茶寮「葉隠堂」で製造されている伝統茶粉を使ったオリジナルドリンク3種を提供。

抹茶やほうじ茶の持つ繊細な香りや苦みが、ミルクと合わさって、驚くほどやさしい味に仕上がっています。

陰と陽、そして焔。3種のお茶が描く、心の景色

陽 -Sun-(抹茶ラテ)

提供されるドリンクは、「陰」「陽」「焔」という3つのテーマに分かれています。

焔 -Mars-(ほうじ茶ラテ)
  • 陽 -Sun-(抹茶ラテ)
     深くまろやかな抹茶と、乳脂肪3.9%のミルクのコク。光差す朝に飲みたい一杯。税込800円。
  • 焔 -Mars-(ほうじ茶ラテ)
     浅煎りのほうじ茶がふわっと香る、焔のようにあたたかい味わい。税込800円。
  • 陰 -Moon-(葉隠茶)
     茶人の所作を思わせる、澄んだ抹茶そのもの。心を落ち着かせる静けさ。税込600円。
陰 -Moon-(葉隠茶)

さらに、ドリンクだけでなく、お茶粉(茶葉パウダー)や、美濃焼の作家・卯山窯さんによるオリジナル茶碗も販売されています。

青く艶やかな“トルコ釉”の器は、一点一点手づくり。

手に取ると、どこか静寂をまとうような、そんな感覚になります。

茶と向き合うということ

「葉隠堂」の代表であり、空手家でもある稲垣氏は、茶を点てる所作と空手の“道”に共通する精神性を見出しているそう。

「茶と向き合うことは、自分と向き合うこと」。

そんな哲学を込めて、日常の中に“静”を取り入れるコラボ企画となっています。

tsumugi cafeでは、学生やアーティストとのコラボイベントも多く、京都の“今”を感じられる場でもあります。

茶の伝統と、現代的な暮らしや感性が交差する、今だけのコラボ。おいしい一杯とともに、心を澄ませに行きませんか?

コラボ概要

実施期間2025年7月16日(火)〜31日(木)
提供店舗tsumugi cafe(ツムギカフェ)
所在地京都市下京区西洞院通七条上る福本町416-2
営業時間8:00〜19:00(L.O. 18:30)
席数26席(カウンター・テーブル席あり)
提供メニュー陽 -Sun-(抹茶ラテ)800円
焔 -Mars-(ほうじ茶ラテ)800円
陰 -Moon-(葉隠茶)600円
公式サイトhttps://re-connection.co.jp/tsumugiCafe
Instagramhttps://www.instagram.com/tsumugicafe_kyoto/

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