こんにちは!
こ/こと編集部です!
滋賀と京都で、魅力いっぱいの事業をしている企業とそこで働くヒトを応援するレポート企画「シガキョウトのステキ企業とそこのヒト」。
第13弾は、若手社員が活躍する、京都府の「小川珈琲」さまと、そこで働く2名の社員さんをご紹介します!
お二人には、入社の理由や職場の魅力についてインタビュー!
企業の雰囲気と、そこで働くヒトにも注目しました!
※本記事の内容は取材当時(2025年7月)時点のものになります。
小川珈琲株式会社とは?

小川珈琲は1952年、京都で創業した老舗コーヒーロースター。

「京都の珈琲職人」として、焙煎技術やブレンドのこだわりを大切にしながら、オーガニック、フェアトレードなど、持続可能な取り組みにも積極的に挑戦しています。

「小川珈琲 堺町錦店」や「OGAWA COFFEE LABORATORY」をはじめとする拠点では、新しいコーヒー文化の発信にも力を入れており、社員一人ひとりがコーヒーを愛し、その魅力を多くの人に届けようとしている姿が印象的な会社です。
コーヒーの製造および紅茶、コーヒー器具、輸入食品、喫茶材料の卸、販売がメイン事業。
グループ会社の株式会社小川珈琲クリエイツでは、直営店を海外を合わせて10店舗以上を展開。
【代表取締役社長/CEO】宇田 吉範
【本社住所】京都市右京区西京極北庄境町75
小川珈琲で働く若手社員2名にインタビュー!

今回、こ/こと編集部が注目したのは、人事課の佐藤さんと企画開発課の西山さん!
実際のお仕事や、会社のこと、たくさんお話を伺いました!!

本日はお時間いただきありがとうございます!
まずは、入社のきっかけと、今の業務について教えてください。


私は管理部人事課で採用・教育・評価を担当しています。
会社説明会で就活中の学生さんに対して小川珈琲の魅力を伝えたり、面接も行っています。
入社のきっかけは、まず会社説明会でした。
社員の方が“私はこの商品が好きなんです”と本当に楽しそうに話してくださって。
それを聞いて、この会社にはコーヒーを心から好きな人が集まっているんだなと感じました。
さらに面接でも“就活生”としてではなく、“佐藤という一人の人間”として向き合っていただいたことが大きな決め手でした。

面接でそこまで丁寧に接してもらえると、安心できますよね。

本当にそう思います。
私も決め手は面接でした。

西山さんは、広報・販促がご担当でしたっけ?


はい。
広報として、プレスリリースを作ったり、SNS運用や、小川珈琲 堺町錦店のPRなどが主な業務です。
その他にも、キャンペーンの企画や、新商品の販促なども行っています。

堺町錦店には、こ/ことでも何度か取材させていただきましたが、本当に素敵なお店ですよね!
入社のきっかけをお聞きしてもよろしいですか?


私は、父が大のコーヒー好きで、幼い頃から家でコーヒー豆を挽いて淹れる生活が日常にあったんです。
その影響もあって、学生の頃にはカフェ巡りやコーヒーのイベントにもよく参加していました。
だから就職活動でも“好きなことに関わりたい”と思ってコーヒー業界を見ていたんですが、その中でも小川珈琲の面接は特別で。
飾らず素のままで話せたんです。
“そんなにコーヒーが好きなんだ、いいね!”と受け止めてくださって、ここなら自分らしく働けると思えました。


そうそう。
“好き”をちゃんと大切にしてくれるんですよね。
私も、自分が誇れる商品を扱えることは大きかったです。
「伝える仕事」に挑む今の役割とやりがい


続いて、今のお仕事の魅力を教えていただけますか?

採用活動では、必ず面接の前にアイスブレイクを入れるようにしています。
学生さんに少しでも緊張をほぐして、本来の姿を見たいと思っているんです。
そのご縁で入社してくれた新入社員が研修を経て、最初は緊張していた子がだんだん自分の意見を言えるようになっていく。
そんな成長の過程に立ち会えるのはとてもやりがいがありますね。
内定を承諾してくれた瞬間は、毎回胸が熱くなります。

面接前に、アイスブレイクの時間があるの、珍しいですよね。
ほんとうに一人ひとりを大切にしているのが伝わります。


小川珈琲はオーガニックやフェアトレードにも力を入れているので、その価値をどう伝えるかを考えるのも、広報の仕事です。
例えば店舗でフェアトレードコーヒーを使った限定メニューを展開したり、寄付につながるキャンペーンを企画したり。
売上や数字で成果が見えにくいこともありますが、お客様から“この企画よかったよ”と直接声をいただいたときは本当に励みになります

その声は大きなやりがいになりますよね。
私も説明会で“話を聞いて安心しました”と言ってもらえたときは嬉しかったです。

そうなんです。
数字では測れない部分でも、伝わっている実感があると頑張ろうと思えますね
乗り越えた壁が自信に変わる瞬間


振り返ってみて、あの時は大変だったなー、というご経験ってあったりしますか?

そうですね。
入社1年目は本当に知識不足で・・・。
説明会で学生さんから質問を受けた際、事前に準備していても、うまく答えられないことがあったんです。
悔しくて落ち込むこともありました。
でも途中で先輩が異動になり、課長と私の二人体制に。
自分が前に出るしかない状況になって、必死でこれまで以上に準備するようになりました。
やらざるを得ない環境のおかげで少しずつ自信を持てるようになりました

やはり、責任ある仕事を任されると一気に成長しますよね。

私も同じです。
入社半年後に、堺町錦店で「ロスフラワー」のイベントを企画することになって、何もかも初めてで大変でしたね。
社会人として、どうやって準備を進めればいいのかも分からず・・・。

そもそも、何から始めればいいの?!
ってなりそうですね。(笑)

本当にそんな感じでした。
社外の人との連絡も初めてでしたし。(笑)
結果的に販売目標は達成できず、しばらく落ち込んでいたんですが、上司から“失敗は学びに変えれば、それはもう成功だから。全然大丈夫だよ”と言われて救われました。
あの経験があったからこそ、次にどう動けばいいかを考えられるようになりましたね。


そういう経験って本当に大事ですよね。
私も“経験してみないとわからないことがある”と実感しました。

早い段階で挑戦させてもらえたことも、ありがたかったと思います。
社員だからこそ味わえる小川珈琲の魅力


福利厚生でいえば、社内コーヒー飲み放題はやっぱり嬉しいです(笑)。
技能手当もあって、例えば“コーヒーインストラクター検定”を受けるのをサポートしてもらえたり。
あとは社風の温かさ。
年齢に関係なく相談しやすくて、プライベートでも食事に行くような関係性があります。

社内の雰囲気がいいというのは、お二人を見ていてもめちゃくちゃ感じます。(笑)

ありがとうございます。(笑)
でも、キャリア採用(中途入社)の方がよく「本当にいい会社だよね」っておっしゃっているので、客観的に見てもたぶんそうなんだろうなと思います!


コーヒーについて学べる機会が豊富なのも魅力です。
海外の生産者の方が来て社内でセミナーをしてくださったり、社内のバリスタから直接ラテアートを教わったり。
私はコーヒーに実際に触れる部署ではないですが、“興味があれば参加していいよ”という雰囲気なので、めちゃくちゃ参加してます。(笑)

コーヒー好きにはたまらない環境ですね!


はい。
本当に。
だから自信を持って“このコーヒーは美味しいんです”と伝えられます!

“好き”を仕事にできている実感は大きいですね!
コーヒーを通じて、人を大切にする会社

お二人が面接で感じた温かさは、入社後の働き方にもつながっていました。
好きなコーヒーを自分の言葉で伝える喜び。
若手にも大きなチャンスが与えられる環境。
そして仲間と共に学び、成長できる風土。
小川珈琲で働く二人の姿から、コーヒーを愛する気持ちと人を大切にする社風が、まっすぐに伝わってきたインタビューとなりました!!
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