こんにちは!
こ/こと編集部です!
滋賀と京都で、魅力いっぱいの事業をしている企業とそこで働くヒトを応援するレポート企画「シガキョウトのステキ企業とそこのヒト」。
第9弾は、多くの女性が活躍する、滋賀県の「株式会社尾賀亀」さまと、そこで働く礒田さん、清水さんをご紹介します!
お二人には、入社の理由や職場の魅力についてインタビュー!
企業の雰囲気と、そこで働くヒトにも注目しました!
※本記事の内容は取材当時(2025年6月)時点のものになります。
株式会社尾賀亀とは?

滋賀県近江八幡市に本社を置く株式会社尾賀亀は、1856年(安政3年)創業の、暮らしを支えるインフラ総合商社。
創業以来のエネルギー事業と、トータルカーサービス事業、食品事業の3つの事業を展開しています。

工場などで使用する工作機械のための燃料や潤滑油の卸販売のほか、県内には14ヵ所のサービスステーション(SS)を擁し、車検整備や灯油配送、損保代理などを手がけるトータルカーサービスも提供 。
食品事業には、官公庁・教育機関向けの非常食ブランド「SIOジャパン」や、海外オーガニック食品輸入、洋菓子販売も含まれ、マクロビ対応商品や健康志向スイーツが注目されています。
創業以来「三方よし」の精神を守りつつ、新規事業にも積極的にチャレンジし、「滋賀県女性活躍推進企業」にも認定され、地域と社員を大切にする姿勢を貫いています。
【代表取締役】尾賀 健太朗
【本社住所】滋賀県近江八幡市出町293
中途入社で飛び込んだ、それぞれの現在地

今回、こ/こと編集部が注目したのは、経営管理部人事担当の礒田さんと、食品事業部で昨年「新人賞」の清水さん。
お二人とも、中途採用で尾賀亀に入社し、現在活躍されているとのこと。
実際のお仕事や、会社のこと、たくさんお話を伺いました!!

礒田さん、清水さん、本日はお時間いただきありがとうございます!
いろいろお話をきかせてください!
まず、普段はどんな業務を担当されているのでしょうか?


私は現在、人事担当として、採用・研修を中心に経営管理部としても幅広く対応しています。
入社したのは、ちょうど初代の人事担当が会社を離れるタイミングで、2代目として後任に入りました。
前職では求人広告や人材紹介の営業などなどしていたんですが、その経験を生かして、自分が“やってみたい”と思える仕事ができると感じたのが、尾賀亀を選んだ理由です。

前職でのご経験がかなり活きておられるのですね!


そうですね。
営業だけでなく、求職者の面談なども業務で行なっていたため、全体として、現在の業務に活きていると思います!

ありがとうございます。
では清水さんもお聞かせ願えますか?


私は食品事業部で、非常食の受発注や事務作業をメインで担当しています。
もともとは名古屋で働いていたんですが、滋賀に引っ越すタイミングで“長く働ける職場”を探していて、尾賀亀の求人を見つけました。
口コミなどからも、定着率の高い職場だと感じたことが応募の決め手です。

清水さんは、昨年「新人賞」だったということですが、礒田さんが面接されたんですか?


まさしく!
面接でも、お仕事ができる感じが伝わってきて、応募してきてくれて本当に嬉しかったのを覚えています。

褒めすぎです。笑
入社前と後でのギャップは?


入社前と後で、会社に対する印象は変わりましたか?

実は尾賀亀のことは、前職の関係で少し知っていたんです。
ただ、ガソリンスタンドの社員募集は、正直“なかなか難しいかもな”と思ってました。
でも、実際に入社してみたら、ちゃんと応募もあるし、働いている人も明るくて、活気がある。
外からの印象と違い、いい意味でイメージとのギャップがありましたね。

私はほとんどギャップは感じませんでした。
ただ、入社当初は商品の荷受けなども自分でやっていたので、“ここまでやるんだ!”とちょっと驚きました。(笑)
今ではその作業は外部委託になりましたが、私自身はいつでもサポートに入れます!!(笑)
「この仕事、やっててよかった」と思える瞬間


仕事の中で「やっていてよかったな」と感じる瞬間はありますか?

採用活動ですね。
入社してくれた人が活躍していると、本当に嬉しいです。

採用冥利につきますね!

あとは社員研修の企画も担当しているんですが、実施後に、“楽しかった”って言ってもらえたときは本当に嬉しかったですし、実際に研修としての効果も感じることができて、それで「やってよかった」と心底思いましたね。


ありがとうございます!
清水さんはいかがでしょう?


私は、繁忙期を乗り越えた時にやりがいを感じます。
非常食事業は、わかりやすい繁忙期がないんですよ。

たしかに。
私も地震や台風が来た時に非常食を急いで買ってたりしますね。

まさしく、そういった感じで、急に受注が増えるんです。
特に去年、夏頃の地震の影響で、非常食の注文が殺到した時期は本当に大変でした。
なんとか対応できましたが、急なことに対して、臨機応変に対応することが求められる商材ですね。


清水さんは、その時の対応がとても早くて、他の社員もめちゃくちゃ感動してました!

大変だったからこそ、気づけたこと


逆に「これは大変だった」と感じたエピソードはありますか?

前職では、オフィスにみんなが集まっていたので、誰が何をしているか見えやすかった。
でも尾賀亀では、拠点も多く、みんなバラバラなので、コミュニケーションや調整がすごく難しかったですね。
今はスケジュールを先回りして組むことで、だいぶ円滑に回せるようになってきました。


食品事業部は本当に少数精鋭で、「非常食」、「海外輸入」、「卸売り」などそれぞれの事務担当が1人ずつなんです。
各商材を1名で担当しているため、誰かが休むとその商材の業務が止まってしまうような状況でした。
最近は、業務の引き継ぎや共有を強化して、誰でもカバーできる体制に改善中です。
女性として、働きやすさを感じる理由


働く環境として、尾賀亀はいかがですか?

意見を伝えやすい環境で、とても自由度が高いですし、社長ともフラットに話ができる雰囲気があります。
例えば、もともとあった育休制度に加えて、男性社員の育休ではサービスステーションのシフトを長期休みなるように調整したり、妊娠した社員のために階段に手すりを設置したりと、新たに環境を整えようという動きが自然と起きる。
そんな柔軟さがある会社です。

自分の意見を言える機会が多いです。
『こうしたい』という提案にも耳を傾けてくれる。
最初は戸惑いもありましたが、最近は“聞かれること”が当たり前になってきて、自分の意見を持つことが前提なんだと感じています。
尾賀亀って、「一人ひとりをちゃんと見てくれる会社」


では最後に、尾賀亀を一言で表すと、どんな会社でしょうか?
もちろん一言でまとめるのは難しいですが。(笑)

“一人ひとりをちゃんと見てくれる会社”ですね。
誰かが声を上げたとき、それを真剣に受け止めてくれる。
その積み重ねが、“いい会社をつくる”という姿勢につながっていると思います。

“意見が届く会社”。
やりたいことを言えば、ちゃんと聞いてくれるし、動いてくれる。
それって実は、すごく珍しいことだと思います。
株式会社尾賀亀|”いい会社”を目指す老舗企業の挑戦
老舗でありながら、挑戦を続ける尾賀亀。
社員一人ひとりの声をすくい上げ、柔軟に変化しながら、“いい会社”を本気でつくろうとする姿勢が印象的でした。
ガソリンスタンドも、非常食も、海外食品も、すべての仕事の根っこには「人を大切にする」想いがありました。
これからの尾賀亀がますます楽しみです!!
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