【滋賀・比良】CURRY STAND 956|やさしくて力強いチキンカレー。南比良に現れた、スパイスの隠れ家。

こんにちは。

こ/こと編集部です。

JR湖西線・比良駅から徒歩15分ほど。

のどかな田園風景の中を歩いていると、ふわっと香るスパイスに導かれるようにたどり着いたのが、「CURRY STAND 956(キューゴーロク)」というカレー屋さん。

2024年にオープンして以来、人気の高まるお店にお邪魔してきました。

CURRY STAND 956の基本情報

店名CURRY STAND 956
(カレースタンドキューゴーロク)
住所滋賀県大津市南比良469-1
Google map
アクセスJR湖西線「比良駅」より徒歩15分/駐車場あり
営業時間平日・土曜 11:00〜14:00 L.O.
日曜 11:00〜19:00 L.O.
※売切次第終了
定休日火曜
座席カウンター7席
HPhttps://currystand956.com/
Instagram@currystand956

CURRY STAND 956の店内

店内はカウンター7席のみのこぢんまりとした空間で、厨房との距離も近く、カレーが仕上がっていく様子を間近で感じることができます。

大きな窓から太陽の光が入り、気持ちのいい空間。

余計なものはなく、必要なものだけが揃った落ち着いた雰囲気。

店内には、名作『AKIRA』(こ/こと編集長は、漫画版も映画版も大好物。Blu-ray持ってます。)をはじめ漫画や雑誌も置かれていて、自然と手が伸びてしまいます。

ひとりでも気兼ねなく入れる、安心感のある空間です。

小麦粉も乳製品も不使用。スパイスと旨みが両立したチキンカレー。

CURRY STAND 956のメニューは、「ポーク」と「チキン」の2種類という潔さで、そのシンプルさにも惹かれました。

ライスは大盛りでもお値段変わらず。

この日いただいたのは「チキンカレー」。

チキンカレーは、小麦粉・卵・乳製品を使わずに仕上げられたサラッとしたルー。

スパイスの香りがしっかり立っており、辛みも楽しめるのに食べやすいのは、しっかりと出汁のとられたスープで煮込まれているからでしょうか。

チキンは大きめで、スプーンでほろっと崩れるほどやわらか。

噛むほどに旨みがじんわり広がります。

ライスの上には、オニオンピクルスがちょこんとトッピングされていて、さっぱりとした酸味が良いアクセント。

全体を引き締めてくれる名脇役です。

CURRY STAND 956のライスは、近隣のユキオズファームのお米を使用しており、その日の銘柄もカウンターでお知らせしてくれています。

そして、今回ぜひ食べたかったのがトッピングの「酢玉子」。

スパイスの効いたカレーには酸味と相性が良いため、それを煮玉子でも楽しめるのはとてもワクワク。

地元・比良利助の卵を酢に漬けた煮玉子で、ひと口食べると濃厚な黄身とほどよい酸味が、カレーと絶妙に絡み合います。

これは間違いなくおすすめです。

カレーを食べて、深呼吸。記憶に残る午後のひととき。

カレーを食べ終えたあと、ふと外を眺めると、広がる比良の山並みと空の明るさに、心が少しほぐれていくのを感じました。

カレーを食べに来ただけなのに、どこか小旅行をしたような気分。

カウンターを挟んでオーナーとおしゃべりする時間もとても心地よく、多くの常連さんがおられるというのも納得。

食べやすくクセになるカレーと同じくらい、どんどんその魅力の虜になってしまう、そんなお店でした。

CURRY STAND 956まとめ

やさしい味と、心が整う空間。必要なものだけを丁寧に重ねた、シンプルで美しい一皿。

「また来たいな」と思えるカレーとの出会いが、ここにはありました。

湖西地域にドライブに出かけた際、ぜひともお立ち寄りください。