【御所南】cafe 奏丨美しい中庭を眺めながら、たくさんの種類のおかずが嬉しいランチセット

古民家をリノベーションした「cafe 奏」で食べるランチは、どれも家庭的な優しい味。

中庭の緑を見て季節感を感じながら、心温まるボリュームランチをいただきました。

cafe 奏の基本情報

こちらは、2023年1月の情報になります。

店名cafe 奏
住所〒604-0802
京都府京都市中京区堺町通丸太町下ル橘町88
電話番号050-5484-5750
営業時間11:00〜20:00
ランチ:11:00〜15:00
ディナー:14:00〜19:40
定休日木曜
支払い方法カード不可
電子マネー不可
予約予約可
アクセス地下鉄烏丸線 丸太町駅 徒歩6分
京阪鴨東線 神宮丸太町駅 徒歩11分
Google Maps
駐車場
HPhttps://cafekanade.gorp.jp/
公式Instagramhttps://instagram.com/cafe__kanade/
公式facebookhttps://ja-jp.facebook.com/1007kanade/

古民家の雰囲気を生かした柔らかな雰囲気の店内

「cafe 奏」は、御所の南に位置する築100年以上の古民家をリノベーションした建物。

外観は古民家そのものですが、綺麗に手入れがされており、呉服屋さんや少しお高めな日本料理屋さんかのような雰囲気さえ感じます。

少し敷居の高い感じもしますが、「コーヒー1杯だけでもお気軽に」と書かれた黒板の文字にホッと安心します。

御所の周りというと、東京への遷都前には天皇に近い貴族の方達が住んでいた地域。

100年前くらいであれば、遷都後も京都に残った貴族の方達の子孫が住んでいたのかなあ。なんて想像もしながら暖簾をくぐります。

暖簾をくぐると入り口までの短い道ですが、整然と整えられたお庭がお出迎えしてくれます。

大きな窓から覗く中庭が映える店内

店内は、たくさんのドライフラワーや洋風なインテリアが飾られており、気取らないおしゃれな雰囲気。

カウンターとテーブルで、20席程度の丁度いい広さです。

入店すると目に入るのが、大きな窓から見える奥の中庭。

こちらもしっかりと手入れがしてあり、苔やお花が美しく、自然と姿勢が正しくなってしまいます。

この中庭に引き寄せられて、金魚も見える1番奥の席に座らせていただきました。

特にランチタイムは12時を過ぎるとだんだんとお客さんも来店してくるので、12時〜13時を外した時間に行くのがおすすめです。

特に14時〜は、ランチメニューもディナーメニューも選べるちょっと贅沢な時間。

日によっては、売り切れてしまうランチメニューもあるようですが、ディナーメニューも気になるあなたは、14時以降に来店するとたくさんのメニューから選ぶことができますよ。

優柔不断なあなたは満足セット一択

ランチのメニューは、黒板に書いてあるA〜Eの5種類から選ぶことができます。

A・Bは日替わりで、Cの粕汁定食は冬季限定の汁物の定食、Dは奏 定番のビーフシチュー定食、Eはそれぞれのいいとこどりをした満足セットです。

どれもしっかりと食べれるボリュームのある定食メニュー。

どれも美味しそうで、日替わり定食も気になるけど、ビーフシチューも気になっちゃうし、どうせだったらスイーツもいただきたいという方は、満足セットがおすすめです。

席につくと温かいお茶をいただけます。底冷えする京都の寒い冬にはありがたいサービス。

たくさんの料理を少しずついただけてお腹も心も大満足

こちらが満足セット。

お惣菜2種、サラダ(こちらはスープかサラダから選択します)、Aランチのタンドリーチキンのハーフ、ビーフシチューのハーフ、お漬物と山盛りのご飯。

この日のお惣菜は、さつまいもとほうれん草の胡麻和えと卵豆腐。

どちらも優しい味付けで家庭的な感じがします。

タンドリーチキンも、辛い感じの味付けではなく、ほんのりとカレーの味を感じられるような味付け。脂っこくないので、サラッといただけます。

ビーフシチューは、さらさらでスープのようにいただけます。

玉ねぎの甘めさが存分に出ている味付けなので、甘めのビーフシチューが好きな人にはおすすめ。

具沢山でお肉がほろほろで美味しかったです。

ご飯もとっても美味しくて、一粒一粒が立っていて噛むたびに甘みを感じます。

全部のお料理がご飯によく合うので、みるみるご飯も完食してしまいました。

たくさんのお料理を少しずつ食べられるので、栄養価も高くてダイエット中でも嬉しいですね。

食後には、デザートのプリンとドリンクもいただけます。

プリンは、サラッといただける優しい甘みのミルクプリン。

上にはカスタードではなく、黒蜜がかけられており、どこか和のテイストも感じられます。

まとめ

築100年以上の古民家をリノベーションした町屋カフェ「cafe 奏」。

気取らない雰囲気ですが、隅々まで手入れがされていてなんだか心が洗われます。

少しだけ姿勢を正してお食事をいただけば、お店を出るころには寺院に参拝した時のような清々しい気持ちになっているかも。