京都の春を彩る恒例のイベント「平安神宮 桜音夜~紅しだれコンサート2025~」が、2025年4月2日(水)から6日(日)まで開催されます。
このコンサートは、平安神宮の紅しだれ桜のライトアップとともに、豪華アーティストによる演奏を楽しめる贅沢な催しです。
3月8日(土)10時より、各プレイガイド等でチケットの一般販売が開始されます。
\京都橘大学の学生にインタビュー/

「平安神宮 桜音夜」は、1989年に始まった「紅しだれコンサート」を前身とし、2023年より現在の名称で開催されています。
会場となる平安神宮の南神苑では、紅しだれ桜がライトアップされ、その美しさは作家・谷崎潤一郎が「紅の雲」と称したほどです。
来場者はライトアップされた神苑を散策しながら、東神苑・栖鳳池のほとりで演奏に耳を傾けることができます。
客席を設けず、自由に歩きながら音楽と桜を楽しむスタイルが特徴です。
今年の出演者も多彩な顔ぶれが揃いました。
4月2日(水)は雅楽師の東儀秀樹さんと、その息子でギタリストの東儀典親さんの共演。
3日(木)は津軽三味線奏者の上妻宏光さんと箏奏者のLEOさん。4日(金)はピアニストのござさんとBudoさん。
5日(土)はテノール歌手の高島健一郎さん、堺裕馬さん、鳥尾匠海さん、そしてピアニストの追川礼章さん。
最終日となる6日(日)は歌手のMay J.さんとピアニストの菊池亮太さんが登場します。
各アーティストが夜桜を背景に特別な演奏を披露し、訪れる人々に忘れられない時間を提供します。

さらに、コンサート前に京会席を楽しめる「食事付きプラン」も用意されています。
4月3日、4日は「平安神宮会館 栖鳳殿」で、5日、6日は「六盛」で、伝統的な技と旬の食材を活かした京料理を堪能できます。

食事の後は、ライトアップされた神苑を散策し、コンサート第2部を鑑賞する流れとなっています。このプランは数量限定で、価格は15,000円(税込)です。
チケット情報とお問い合わせ先
チケットは以下の種類があり、3月8日(土)10時より販売開始となります。
- コンサート付入場券:東神苑(コンサートエリア)と南神苑(桜のライトアップエリア)を鑑賞可能。前売券3,000円、当日券4,000円(税込)。
- 入場券:南神苑(桜のライトアップ)のみ鑑賞可能。前売券1,500円、当日券2,000円(税込)。
- お食事・コンサート(第2部)付き入場券:京会席とコンサート第2部、南神苑のライトアップを楽しめるプラン。前売券15,000円(税込・数量限定)。
チケットの購入は、電子チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、京都新聞販売所、京都新聞文化センターなどで可能です。詳細やお問い合わせは、「平安神宮 桜音夜」事務局(京都新聞COM内)までご連絡ください。
春の訪れを告げる桜と音楽の饗宴。ぜひこの機会に、京都の夜を満喫してみてはいかがでしょうか。
【平安神宮 公式サイト】
http://www.heianjingu.or.jp/